三兄弟

池波正太郎 「黒幕」 新潮文庫

短編です。

そのうち「雲州英雄記」は、

山中鹿之介が主家の尼子氏再興をめざす話です。

その過程で、毛利元就やその子どもたちとの関係も出てきます。

文庫の39ページには、

吉川元春(次男)、小早川隆景(三男)に触れられています。

そして、毛利本家のあと継ぎは、

吉川元春の「甥の輝元」とあります。(輝元は、長男隆元の子、元就の孫。)

41ページでは、毛利元就が死去した、と記述。

42ページには、

『「父の死によって、われらは尚も心を引きしめねばならぬ」

 毛利の三兄弟は誓い合った。』

とあります。

この「三兄弟」とは、一体だれなのか?

毛利元就が死去したとき、

その長男隆元は、その8年前にすでに死亡しています。

四男がいるのか?

たしかに、毛利元就には四男がいます。

ただし、この小説の中では四男についてまったく触れられていません。

また、長男隆元についても、名前は出てきません。

こういう部分が気になって、

せっかくおもしろく読み進めていた気分が損なわれてしまいました。

なんたがなぁ・・・



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)